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土地家屋調査士とは

皆さん、「土地家屋調査士」ってご存知ですか?
「とちかおくちょうさし」っていうんです。
「とちかやちょうさし」なんて言わないでくださいね。

どんな職業ですか?という質問に「“とうき”の仕事です」と答えると
「せとものですか?」「株ですか?」とか調査士という響きに「興信所?」土地家屋という言葉に「不動産業?」なんて聞かれます。

さすがに最近はそういう質問が減りましたが、開業したての頃はよく言われました。結構マイナーな職業なんだなあと感じたものです。
最近、やっと社会的な認識・理解を得てきたような気がします。

土地家屋調査士とは
他人の依頼を受けて、不動産の表示に関する登記につき必要な土地又は家屋に関する調査、測量、申請手続き又は審査請求の手続をすることを業とする。ということなんです。

分かります?分からない。じゃ、例え話で説明しましょう。

1筆(1個)の土地を5筆(個)に区画して建売住宅の分譲をするとします。
そうすると、まずその土地を5個に分割する登記をしなければなりません。
つまり 一つ一つの土地に土地の番号(地番…番地)を付けるための登記の申請が必要になってきます。
その後に何番地の土地とその上に建っている建物を販売しますということになるわけです。
これが「土地分筆登記」ということです。
そして、
土地を分割するにはその土地の面積を測る必要があります。 で、面積を測るためにはその土地の境がどこなのかを調べる必要があります。
そのために、隣接する土地の所有者や管理者と現地において境の確認をするということになりです。
依頼人の一方的な主張や思いこみで土地の境が決まるものではありませんから、必ず隣接する土地の所有者や管理者と現地にて境の確認をしなければなりません。

法務局の図面(いわゆる公図)と現況との比較、隣接土地の所有者や管理者(国や都道府県・市町村など)との確認&合意、過去の資料との照合などなど… 他にもありますが、ここでは大まかに話を進めます。 事前調査をして、立会いをして、皆さんが合意しているのを確かめて、測量して、法務局の図面と照らし合わせて、その法務局の図面と測量の結果に【ズレ】がないかを調べて、【ズレ】がなければ、土地の分割の登記の申請書と地積測量図という図面を作ります。

そして、依頼者の方から登記の委任状をいただき、依頼人に代わって申請書を法務局に提出し、登記が完了したら受領して依頼人にお渡しする。 こういう手順を踏んで、5つの土地に番地がつけられます。 これが調査士の仕事です。

5つの土地を、それぞれの買い手の名義に変える「所有権の移転」の登記は司法書士さんが行います。 「抵当権の設定」も司法書士さんの仕事です。 これが調査士と司法書士の役割分担…職域…となります。

さらに、建物が建ちました。 その建物が「どこの何番地に建っているのか?」「どんな用途か?」「どんな構造か?」「床面積は何uか?」
「所有者は誰か?」を登記します。
これも調査士の仕事です。 その後で、司法書士が、建物のいわゆる「権利書」を作ります。 まあ、簡単に言うとこういう仕事なんです。

調査士の主な仕事を箇条書きにしてみます。


土地の分割登記
地の地目変更登記
土地の合併登記
土地の面積の変更や間違いをなおす登記

土地の境がどこなのかを調査して、依頼人を含む利害関係者にアドバイスし、本当の境を見つけたり決めたりするお手伝いをする。
場合によっては法務局の図面の訂正

建物の新築の登記
増築の登記
付属の建物の登記
建物の用途の変更や間違いを正す登記
構造の変更や間違いを正す登記
取壊しなどで消滅した建物の登記簿を抹消する登記
床面積が減ったり一部を取り壊した登記

土地や建物の登記や測量のことで分からないことがあれば
「表示登記のスペシャリスト」
「調査士」気軽に相談して下さい。


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